第五回 Re:ゼロから始める異世界生活

 お久しぶりです。長い間中断していましたが、また少しづつ書いていきたいなと思っています。よろしくお願いします。

 実は今回、何を書こうかなと思ったと最初に思いついたのは

「君の名は」だったんです。

 私、新開誠監督の作品全てを見ていますというような、根強いファンというわけではないのですが、四月から本当にこれを楽しみに生きていました……本当ですよ?

 公開日の次の日に一回目、この間二回目を見てきました。いや~最高ですね。絶対当たるという確信はあったものの、社会現象にまでなるとは予想していませんでした。 

 でもこのブログで書くにはなかなか難しいんです。

 本当に素晴らしかったんですよ? ラッドウィンプスさんも大好きで、曲も最高でした。CDも買いましたしね。脚本も予想を上回りましたし、絵はさすがの一言。でも、細かくどこがいいと語るには難しい作品だと思います。

 

 ということで「君の名は」の批評は世間の皆様に任して、今日は久々に見たアニメ

「リゼロ」について語りたいと思います。

  リゼロ、実はだいぶ前に一巻だけ読んだことがあったんですね。もちろん、ある程度面白かったんですが、ラノベを読んできた私にとっては、「傑作」ではなく「良作」でした。良作ではすべて読み切ろうという気力は起きなくなっている今日この頃なわけです。

 なので、全くアニメ化の際も見向きもしなかったわけですが、あまりにも周囲に見ろ見ろ言われるので、試しに一話見て見てみたんですね。こんな話だったなと思いながら見ていくうちに、自分が小説で読んだ部分を過ぎて……気づいたらどはまりしていました。

 このリゼロについて思ったこと、それは

こんなにも一巻だけでは魅力が伝わらない小説も珍しい

ということです。(笑)

 一巻は死に戻りを説明するための巻だったんだなと思わせるほどの、その後の展開の勢いと、話の濃さ。今までの低評価を土下座して撤回します。別に私一人の評価などという話ですが、あきらかにこれは「傑作」ですね。

 昨日終わったわけですが、アニメは本当に素晴らしかったです。声優さんの演技がここまで光る作品も珍しいのではないでしょうか。声優さんがこの作品の評価を挙げていることはまず間違いないですよね。

 そして話と絵のエグさ。これも非常に好みでした。

 最高のアニメでした。それでも言いたい。小説でこの作品に触れ続けたかった。 

 本当にアニメをとっても楽しみましたが、小説で読んでいたらこの作品も確実に「殿堂入り」でしたね。以前の自分の見る目のなさを恥じています。

 この作品における死に戻りは、とっても良い使われ方をしていますよね。ただ蘇るのではなく、その際の記憶が自分以外から消えてしまう。

 リセットできるというメリットと、他人から消えてしまうというデメリット。

 この葛藤、主人公の葛藤する様子には心を打たれました。

 できるだけネタバレをしないというのがここの決まりなので(できるだけです)今日はこの辺にしておこうかなと思います。

 もし少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひぜひリゼロの三巻ま一気に買って一気に読んでみてください。きっとあなたの大事な一冊になるはずですので。